こんにちは
社会保険労務士・産業カウンセラー・国家資格キャリアコンサルタントの平田です。
折り畳み自転車が欲しくて自転車屋さんめぐりをしています。
先日、おじゃました自転車屋さんでのこと。
このお店の店頭に、KTMというメーカーの自転車がありました。
KTMはオートバイも製造しているオーストリアのメーカーで、オートバイのほうは日本でも知名度が高いのですが、自転車の知名度はそれほど高くなく、知る人ぞ知る存在でした。
黒とオレンジのイメージカラーがかっこよく、オートバイの独創的なデザインが好きなのもあって、KTMの自転車を見て、店長さんにKTMの自転車のことを聞いてみました。
このKTMの自転車は店長さんのもので、店長さんもKTMが好きで、昨年までお店で取り扱っていたそうです。
昨年まで?
なぜ今は取り扱っていないのか聞いたところ、KTMは日本での自転車の販売を止めてしまったそうです。KTMの自転車は日本では知名度が低く販売も低調だったけど、欧州では人気が高く、販売台数も日本の比ではないそうです。そのため、販売が低調な日本より、欧州等販売が好調な地域に的をしぼったようです。
販売が低調でも、細々と販売すればいいのにと思いましたが、私は初めて知ったのですが、店長さんが言うには自転車のブレーキは日本と外国では異なるらしく、日本のブレーキは右側が前輪ブレーキ、左側は後輪ブレーキですが、外国では左右逆らしいです。
日本と外国でブレーキが左右逆なので、外国のフレームをそのまま日本に持ち込むとブレーキワイヤーの取り回しが窮屈になり不都合が生じるそうです。
そのため、フレームをわざわざ日本仕様にしなければならず、販売が低調な日本向けを製造するより、販売好調な欧州等向けに集中したほうが良いということになったそうです。
ブレーキワイヤーの取り回しなんて、ちょっとした違いだろうと考えていましたが、安全面に関わることなので不都合があると大問題なんですね。
KTM好きな自分としては、KTM自転車が日本では購入できないのは残念でなりません。
再開したら購入するつもりで、今から貯金します(笑)
前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。
厚生労働省は、違法残業で書類送検した事案などを同省HPに掲載することにしました。
これまで、違法残業で書類送検した企業の企業名等を報道発表していました。
しかし、新聞掲載記事が小さかったり、HPに掲載していない都道府県労働局があるなど、あまり知られずにいました。
今後は、厚生労働省HPに掲載・公表されることになり、広く周知されるようになるでしょう。
話変わって、教員の労働時間の増加が問題になっています。
中学校の教員の57%が1週間の勤務時間が60時間を超えていることが文部科学省の調査で判明しました。
週勤務時間が60時間超ということは、恐らく残業時間が週20時間以上となり、およそ1ヶ月間の残業時間が80時間を超えることになります。これは過労死リスクが高まる時間外労働なので、教員の長時間労働問題の深刻さが伺えます。
教員は公務員なので労働基準法は適用されませんが、長時間労働問題はほっておくわけにはいかないでしょう。
違法残業にあたるような長時間労働となっている学校名や教育委員会は公表されないのかな?