こんにちは、社会保険労務士・産業カウンセラー・キャリアコンサルタントの平田です。

 

沖縄の今日の最高気温は26℃!

私は長袖シャツを着ていましたが、周りは半袖、かりゆしウェアの方も多くいらっしゃいました。

先週は寒かったので、これで沖縄も本格的に冬に入る(北国の方からすると笑われるかもしれませんが)と

思っていたのに、また夏日になるという、寒暖差があって体調がおかしくなっています。

今日は「医師の働き方改革」というテーマで沖縄県医師会で講演会が開催され参加してきました。

講師の医師は北海道の旭川からいらっしゃったそうですが、旭川と沖縄では気温差が30℃ある!と仰っていました。

沖縄の戦後医療~沖縄の医療はアメリカ統治下で進んだ~

第二次大戦後、沖縄はアメリカの統治下となりました。

その為、医療は日本本土とは異なる状況となります。アメリカ統治下で医療の整備が進んだそうです。戦後の医師不足が深刻で、早急に医師を揃える必要があったこと、特に看護師の育成は日本本土より進んでいたと話されていました。

アメリカの占領下であったものの、悪いことばかりではなく医療の整備が進むなどいいこともあったんですね。

 

医師の働き方改革にどのように取り組むのか

講話の中で、医師の働き方改革に関するこれまでの経緯や、医師の働き方の実態・労務管理アンケートの集計結果などを話されていました。

医師の労働時間の長さはこれまでの問題視され、平成28年には県内の公立病院が労働基準監督署の監督により未払残業代を指摘され、その分を支払ったこともありました。

夜間の急患対応で休む間がない、医師不足のため連続3日の勤務は当たり前、とても過酷な職場環境です。

過酷な労働により過労死や体調不良を訴える医師も多く、「医者の不養生」という笑えない状況にあります。

 

医師は労働者なのか?

医師は労基法による労働者にあたるのか?という問題点があります。

一般的な労働者とは働き方が異なりますし、総合病院などで雇用されていても医療という社会福祉に携わる者として高い志を持つ方々ばかりで、長時間労働とわかっていても患者の命を救うという使命感で業務にあたっています。ですから、業務を超えて医療に携わるのでこれまで労働者という考えはあまりなかったようです。

しかし、現在の労基法では業務命令・使用者の指揮命令下にあると労働とみなされ、総合病院などに勤務する医師のほとんどは労働者に該当すると考えられます。

また、勤務後の自己研鑽の時間と労働時間とをどこで分けるかという課題もあるそうです。

他の先生の手術を見るなど、病院施設でないと学べないこともあり、この点も難しい問題だと思います。

 

医師の時間外労働規制については現在も検討がされているところです。

勤務間のインターバル時間を9時間設けるなど提案がされています。

医師が疲弊し医療現場が混乱しないよう適正な法整備が求められますが、医師ではない私たちが健康を保ち、必要のない救急搬送をさける、必要ない医療機関の受診を控えるなどを心がけることが医師の働き方改革につながると私は考えます。