先日から、心臓移植患者と家族を支える活動を行う「芭蕉の会」の記事が新聞に掲載されています。

 

沖縄県内では心臓移植を行う病院がなく、移植する患者は本土の病院で移植手術を行うことになります。

医療行為なので健康保険等が適用されますが、術後に退院した後も拒絶反応の検査や術後の経過観察のために手術を行った病院に通院する必要があります。

 

その際の滞在費などの負担が重くのしかかります。患者や家族に係る負担を支える活動を行う目的で「芭蕉の会」が設立されました。

 

設立メンバーに、小中高の同級生の森さんがいます。

 

彼も長い間、琉大病院でドナー提供者を待った後、本土の病院へ転院し心臓移植を受けました。

彼が心臓移植を行う頃、ちょうど子供の心臓移植のことが世間をにぎわせていました。

子供の心臓移植は国内ではなかなか行うことができず、海外に渡航し移植を行うために莫大な費用がかかる。その費用を援助するための募金活動が行われていました。

 

成人は子供と比較するとドナーがあり、国内で移植手術を行うこともでき、費用も少なく済むようですが、大きな負担であることは間違いありません。

森さんは、たまたま親族が本土に住んでいたので負担は少なかったようですが、病院の近くに親族がおらず、滞在のためにホテルなどに宿泊しなければならない方にとっては莫大な滞在費がかかりますから大変な思いをされると思います。

患者さんや家族を支えるための活動、素晴らしい取り組みです。

芭蕉の会の取り組みが世間に浸透し、多くの方の支援につながることを願います。

 

沖縄は働き盛り世代の健康状態がよくありません。健診の有所見率がとても高い地域です。

健康状態のよくないまま働いている方がとても多く、健康にあまり気を付けず改善しようとしないままでいてしまい、大病を患ってしまうケースが多くあります。

病気になる前に予防する、対策を行うことで大事に至らずに済むはずなのですが・・・

普段から健康に気を付け生活し、大病にかからず元気に仕事やプライベートを充実したものにしてほしいと切に願います。

 

皆さんが健康でいられることを願って。

 

【心臓移植前に森さんを見舞ったとき】