こんにちは、社会保険労務士の平田です。

 

先日、企業様からの依頼でメンタルヘルス対策セミナーを実施し、お忙しい中、ほとんどの正社員の皆様が出席されました。

 

セミナーは

・ハラスメントの現状を知る

・ハラスメントとは何かを知る

・ハラスメントは企業リスク

・職場のパワハラ。セクハラとは

・ハラスメント予防、解決の取り組み

という内容で、それぞれの目的についてお話しする形式ですすめました。

 

 

ご存知のように、パワハラ防止法が今年6月から施行されます(中小企業は2022年4月から施行です)

企業には、相談窓口の設置や再発防止対策を求めるほか、パワハラ事案が悪質な場合には企業名の公表も検討されています。

 

罰則規定は見送られましたが、ハラスメントが起こった企業として企業名が公表されるとイメージダウンにつながります。

 

沖縄の場合、ハラスメント対策への取り組みが未だ不十分で、いち早く取り組みを始めている本土の企業との温度差を感じます。

 

特にパワハラについては対策が不十分だと感じていて、未だに社長や上司から暴力を振るわれたり暴言を受けたという相談を多く受けます。

 

セクハラについても、沖縄では昔から名前を呼び捨てで呼んだり「ちゃん」付けで呼ぶ習慣がありますが、呼び捨てや「ちゃん」付けはセクハラに該当する場合があるので注意が必要です。呼び捨てのほうが親しみを感じるという意見も聞きますが、職場内では呼び捨てにせず「さん」付けで呼ぶほうがセクハラリスクを避けられます。

 

今回のセミナーは、ハラスメントの基本的なことを教えてほしいという要望だったので、法律が施行されることや概要についてお話ししましたが、どのような言動がハラスメントにあたるのかということは各企業それぞれにおいて皆で話し合い決める必要があります。

ですから、セミナーを1回受ければいいのではなく、今後はハラスメントの言動についてしっかりと検討する場を設けることが必要ですし、世の中の変化によりハラスメントの言動の捉え方が変わることもありますし、法律が改正されることもありますから、社内の勉強会やセミナーは継続して何度も行うことが求められますし、継続して行わないとハラスメントの予防や対策にはつながりません。

 

セミナー後、企業の担当者様から「継続してハラスメントについて学ぶ必要があると感じたので、今後も継続してセミナーや勉強会を行います」という言葉をいただきました。

継続して学ぶ必要があると理解していただけたことが今回のセミナーの収穫だと思います。

 

繰り返しますが、沖縄ではハラスメント対策が未だ進んでいないと感じます。

中小企業では法施行がまだ先とはいえ、早めにハラスメント対策をしておくことが必要です。

ハラスメント対策をすすめることは企業のリスク回避、人材の定着につながるので、ぜひともお願いしたいところです。

 

 

社会保険労務士

産業カウンセラー

キャリアコンサルタント

健康経営アドバイザー

ハラスメント対策専門家

 

おもろ社会保険労務士事務所 平田 勇次