雇用調整助成金の新型コロナ特例、10月から支給上限額など見直しへ
雇用調整助成金の新型コロナ特例措置が継続しています。現在は9月30日までの間、新型コロナ特例措置期間として既に公表されていますが、10月以降の新型コロナ特例の内容について検討されていることが報道されています。
今年9月30日までの特例措置は、中小企業・原則的な措置にあたる場合、日額上限額は9,000円。業況特例や地域特例にあたる場合は日額上限額15,000円です。
報道されている内容によると、今年10月以降は日額上限額を15,000円から12,000円へ3,000円引き下げる予定。12月以降は新型コロナの感染状況を踏まえて改めて検討する予定であるとのことです。雇用の異動が停滞していることから、今後は人手が必要な業種への雇用を促すため、雇用情勢を踏まえつつ特例措置を縮小していくとのことです。
↓(日本経済新聞2022年8月26日紙面より引用)↓